《嘆きの亡霊（ストレンジ・グリーフ）》のリーダー兼《始まりの足跡（ファースト・ステップ）》のクランマスター。《千変万化》の二つ名を持ち神算鬼謀と噂されているレベル８ハンターだが、その実は才能もやる気もない、運が悪いだけの凡庸な人間。
趣味はスイーツ店めぐりと宝具あつめ。特技は現実逃避と土下座。ハードボイルドな男を目指している。

ソロで《始まりの足跡（ファースト・ステップ）》に所属している、クライの後輩ハンター。ハンターを始めてから数年にして、その実力はレベル４と並以上。クライを「ますたぁ」と呼び慕っており、先輩たちのパーティである《嘆きの亡霊（ストレンジ・グリーフ）》に入ることを目標として日々鍛錬に励んでいる。

シトリーの姉・アンセムの妹にあたり、ティノの師匠でもある。
二つ名《絶影（ぜつえい）》は彼女が師事した盗賊（シーフ）から襲名した名で、影すら残さぬ神速を誇る技名に由来する。
その戦う様はまさにジェノサイドモンスター。
一人称が「リィズちゃん」になるのはキレてるときなので要注意。

リィズとアンセムの妹にして、クライの幼馴染の一人。
かつて帝都で「最優」と謳われた事もある優秀な錬金術師（アルケミスト）。各種の知識が豊富で、《嘆きの亡霊（ストレンジ・グリーフ）》では司令塔を担うほか、料理やパーティ内での財政面を支えるなど、何でもそつなくこなす。
将来の夢はお嫁さんらしい。

クライの幼馴染で、あらゆる剣術を使いこなす帝都最強の剣士（ソードマン）の一人。二つ名は《千剣（せんけん）》。
剣に魂を捧げる剣術馬鹿で、強敵を認識すると嬉々として斬り込んでいく《嘆きの亡霊（ストレンジ・グリーフ）》２大野生児の片割れ（もう一人はリィズ）。
クライに手加減するように言われて木刀を使っている。

帝都でも屈指の守護騎士（パラディン）にして、リィズとシトリーの兄。クライの幼馴染の中で最も落ち着いた性格の持ち主で《嘆きの亡霊（ストレンジ・グリーフ）》の守りの要。《嘆きの亡霊（ストレンジ・グリーフ）》の無茶な戦いぶりはアンセムの回復魔法があってこそである。
全般で頼りになる男だが、妹であるリィズとシトリーに甘すぎることが唯一の弱点で、彼女らを制御することにおいては全く頼りにならない。

《万象自在（ばんしょうじざい）》の二つ名を持つ、《嘆きの亡霊（ストレンジ・グリーフ）》最強の攻撃力を誇る魔導師（マギ）。その膨大な魔法知識と魔力量ゆえに誇り高き精霊人（ノウブル）からも一目置かれる存在。特に広範囲魔術を得意としている。
とてもしっかり者で我慢強い性格をしており、クライの無茶なおねだりにも文句を言いつつ必ず応えてくれる、クライの自慢の義妹である。

《始まりの足跡（ファースト・ステップ）》の副クランマスター。
帝国きっての大商会からクライが土下座して引き抜いてきた大変優秀な人材で、その恐るべき情報網と処理能力によりクランを支える陰の功労者である。
クライはエヴァに全幅の信頼を寄せており、クランマスターの仕事もほぼ全て彼女に一任して（押し付けて）いる。

ハンターを始めて半年で認定レベル3にあがったソロハンター。
ギミック解除を得意とする盗賊（シーフ）で、【白狼の巣】を共に攻略する仲間を探しに《始まりの足跡（ファースト・ステップ）》のメンバー募集に参加する。
クライが選んだ（？）「闇鍋」パーティメンバーの一人。

《嘆きの亡霊（ストレンジ・グリーフ）》が数年ぶりにメンバーを募集するという噂を聞きつけ《始まりの足跡（ファースト・ステップ）》の募集会場にやってきたベテランハンター。
いわゆるハンターらしい風貌をした大男であるが、長年のハンターをやってきただけあって見た目に反し慎重な性格をしている。クライが選んだ（？）「闇鍋」パーティメンバーの一人。

才能と希望に満ち溢れる年若きハンター。レベル1の宝物殿で獲得した大剣型の宝具「『煉獄剣」』を所有している。
田舎から帝都にやってきて《炎の烈風（クリムゾン・フレイム）》を結成したのだが、自分一人だけが強すぎたためレベルが合わず、脱退してしまう。
より強い仲間を求めて《始まりの足跡（ファースト・ステップ）》の募集会場を訪れる。
クライが選んだ（？）「闇鍋」パーティメンバーの一人。

《始まりの足跡（ファースト・ステップ）》を立ち上げたパーティの一つ、《聖霊の御子（アーク・ブレイブ）》のリーダーにして、《銀星万雷》の二つ名を持つ、帝都でも数少ないレベル7認定ハンター。
ゼブルディアにおけるトレジャーハンターの名門ロダン家の出身であり、絶大なる人気を誇る。
容姿だけでなく心までイケメンな完璧な男としてクライが最も頼りにしている存在。全体的に白っぽい服が好きらしい。

探索者協会帝都支部の支部長。
かつてはあらゆる武器を使いこなす戦士（ウォーリア）としてレベル7にまで達しており、《戦鬼》という二つ名を持つほどの凄腕ハンターだった。
引退した今も怪物のような風貌は健在で、絶対に何人か殺したことがあるとクライは睨んでいる。

探索者協会帝都支部の敏腕副支部長。
ガークと並ぶとまさに美女と野獣。支部長であるガークを抑え込めるのはカイナだけである。
無口なほうだが、ガークやクライの言動によく苦笑いを浮かべている。

《始まりの足跡（ファースト・ステップ）》のトップパーティの一つ、《黒金十字（くろがねじゅうじ）》のリーダー。
弓を極め二つ名を得るまでに至った男であり、彼の二つ名《嵐撃（らんげき）》は矢を連続で放つ、その絶技に由来する。
見た目は怖いが真面目で苦労性。度々クライの《千の試練》の被害者になる。

魔術結社『アカシャの塔』帝都支部の研究所長。
かつて帝都ゼブルディアで《大賢者（マスター・メイガス）》と謳われた大魔導師であるが、禁忌とされているマナ・マテリアルの操作に関する理論を提唱したことで帝都を追放された。
現在もその理論を実証すべく実験を重ねている。

『アカシャの塔』新参の研究者にして、ノト・コクレアの一番弟子まで上り詰めた実力者で、防衛システムも担当している。
優れた才故に他の弟子たちから嫉妬の的になっているが、それを歯牙にも掛けない揺るぎない精神の持ち主。
《嘆きの亡霊（ストレンジ・グリーフ）》のシトリーをライバル視している。

霧の国ネブラヌベスからきたパーティ《霧の雷竜（フォーリン・ミスト）》の誇り高きリーダー。
二つ名《豪雷破閃（ごうらいはせん）》は大剣に雷を纏わせ、落雷を想起させるほどの一撃を放つ彼の技名に由来する。
彼が所持する金色の大剣は、倒した雷竜の素材を使用した『竜殺し』の証である。
クライに誇りをズタズタにされ、対抗心を燃やす。

《始まり足跡（ファースト・ステップ）》の有名パーティの一つ、《星の聖雷（スターライト）》のリーダー。
貴族相手にも変わらぬ傲岸不遜な態度で度々問題を起こしているが、精霊人の中では人間社会に適応している方らしく、人間に迎合することを嫌う仲間たちを諌める（？）姿が度々見られており、《始まり足跡》のメンバーからの評判はそこそこ。
冷ややかだが、魔導師（マギ）には敬意を払っており、優れた魔導師相手には少しだけ優しいらしい。

《星の聖雷（スターライト）》の最年少メンバーの精霊人（ノウブル）。人を見下す気質は精霊人にしては弱め。几帳面な性格で、のんべんだらりと生きているクライのことを「ヨワニンゲン」と呼ぶ。自分を故郷の森から連れ出したラピスのことを尊敬しており、語尾に「です」「ます」をつけた特徴的な即席敬語は、クランマスターに敬語を使わないことをラピスに叱られて独自に編み出したもの。他にもラピスの命令でよく貧乏くじを引いている。

ハンターたちから絶大な人気を誇る探索者協会帝都支部の受付嬢｡
実は支部長であるガークの姪っ子なのだが、クライいわく、「ガークさんの遺伝子が仕事していない」。
ハンターとしての才能にも恵まれていたのだが、《始まりの足跡（ファースト・ステップ）》の入団試験をきっかけにハンターを諦めたという過去がある。

ゼブルディア帝国において力のある貴族にして武人でもある、グラディス卿の息女。
幼い頃から剣術の指南を受けており、定期的に宝物殿に潜りながら腕を磨いている。
現在の指南役であるアークに強く憧れており、そんなアークを虚仮にした（ように見えた）クライに対して強い敵対心を抱く。

シトリーが生み出した魔法生物にして彼女の護衛で、『キルキル』と鳴くことからキルキル君という名前が付けられた。
見た目は灰色の石のようだが、炎のような体温を持っている。
何から生み出された生き物なのかという点について、クライは無関心を決め込んでいる。

ノトとソフィアによって生み出されたマリス・イーターという合成獣（キメラ）。アカシャの塔帝都支部から押収された一体をクライが引き取った。
甘える時はにゃーと鳴く。